モデルベースアプローチ
実験的に観察された人間の行動の背後にある認知モデルを,計算機上で実行可能な形に実装します。モデルベースアプローチは,認知科学研究において,実験アプローチと共に,研究手法の両輪を形成します。一連の研究では,モデルを作ることによって,モデラー(モデルを作る人)自身が自他の認知プロセスをより深く理解してゆく可能性を検証し,そのための学習支援の在り方を検討しました。
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三輪和久 (2009) 仮説演繹器・認知シミュレータ・データ分析器としての認知モデル. 人工知能学会誌, 24, 229-236
[PDF (copyright@2009JSAI)]
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Miwa, K., Morita, J., Nakaike, R., & Terai, H. (2014). Learning through Intermediate Problems in Creating Cognitive Models. Interactive Learning Environments, 22, 326-350.
[PDF (copyright@2014ILE)]
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三輪和久 (2009) 仮説演繹器・認知シミュレータ・データ分析器としての認知モデル. 人工知能学会誌, 24, 229-236.
[PDF (copyright@2009JSAI)]
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三輪和久・寺井仁・森田純哉・中池竜一・齋藤ひとみ (2012) モデルを作ることによる認知科学の授業実践. 人工知能学会論文誌, 27, 61-72.
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