3.   インターネット情報の活用

最後にインターネットの情報を活用するための便利な方法(テキストや画像のコピー)について説明します。

3.1     著作権の問題

インターネットの情報は、手軽にコピーや保存することができますが、 自由に使用してよいというわけではありません。 インターネットの情報にも本や雑誌と同様に著作権があります。 インターネットの著作権に関する一般的なルール・マナーは、次のようなものです。

著作権の侵害

文章や写真、音楽、ソフトウェアなどの著作物に関する権利は、著作権者だけが持っています。 私たちがこれを複製、転載したり、改変したりする場合は、著作権者の許諾を得なければなりません。

著作権は著作物を作成した人(著作者)に何ら手続きを経ることなく発生しますが、その全部または一部を他人に譲り渡すことができます。したがって、著作者と著作権者が一致しない場合があることに注意してください。

インターネットでの著作物の利用に際しては、以下のような利用が著作権の侵害にあたりますので注意してください。

【例】

なお、自分の意見と比較したり、自分の意見を補う目的で他人の著作物を利用することを「引用」といいますが、 これは法律で認められた行為であり、著作権者に許諾を求めなくても問題はありません。 ただし、引用はあくまでもその目的および分量において正当と認められる範囲内に限られ、さらに引用したのがどの部分かはっきりと分かるようにカギカッコで括るなどの区別をしたうえで、 出典、タイトル、著作権の所在などを明示しなくてはなりません。

また、例外的に私的利用の範囲内に限り著作権者の許諾が不要とされていますが、 ホームページを通じて不特定多数に向けて他人の情報を発信する場合は、原則として私的利用にはあたりません。

出典:財団法人インターネット協会(平成11年3月15日電子ネットワーク協議会作成) インターネットを利用する方のためのルール&マナー集
http://www.iajapan.org/rule/rule4general/



著作権クイズ
第1問
友人の書いた絵がかわいかったので友人に許可を得ず自分のホームページのキャラクターにした。

OK       NG