洞察
誤った思いこみ,先入観から脱することができずなかなか答に気づけない。その一方で,わかる時には前触れなく突然解が思いつく。わかてしまえば何でこんな簡単なことに気づかなかったのかがわからない。そのような現象は「洞察」と呼ばれ,人間の発見や創造に深く結びついていると言われます。本研究では,問題解決における洞察を,実験的アプローチとモデル的アプローチの両面から検討しました。
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三輪和久・寺井仁 (2003) 洞察問題解決の性質-認知心理学から見たチャンス発 見,人工知能学会誌,18,275-282.
[PDF (copyright@2004JSAI)]
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三輪和久 (2009) 飛躍を伴う発見における潜在的意識の関与:洞察問題解決研究からの知見. 計測と制御, 48, pp. 33-38.
[PDF (copyright@計測と制御)]
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寺井仁・三輪和久・古賀一男 (2005). 仮説空間とデータ空間の探索から見た洞察 問題解決過程. 認知科学, 12, 74-88.
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田村昌彦・三輪和久 (2013). 洞察問題解決における類推的手掛かり利用の検討. 認知科学, 18, pp. 299-313.
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田村昌彦・三輪和久 (2013). 眼球運動が洞察問題解決における固着形成・解消に与える影響の検討. 心理学研究, 84, pp. 103-111.
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