異なる視点に基づく協同問題解決に関する研究

 2人の人間が,同じものを見ているにも関わらず,全く異なった事実を認識しているといった状況が生じることは少なくありません。このような状況では,コミュニケーションの齟齬が生じたり,議論がかみ合わなかったりといった否定的な側面が現れると同時に,時にその相互理解の過程を通して,新しいものの見方が生まれたり,創造的飛躍が出現する可能性が現れたりします。本研究では,そのような相互作用を「異なる視点に基づく協同問題解決」と捉え,新たな課題を考案してそのプロセスを検討しました。これらの問題は,異文化間コミュニケーションや分散認知の基礎研究としても重要です。